太陽光発電



http://www.ikedahayato.com/20161217/67837024.html

「バッテリーの健康状態」のチェック!
「12.6Vがベスト、12.2Vが半分、10.5Vがゼロ」と覚えておきましょう。


〇電流A(I) ・電気の流れ:1A=1000mA
〇電圧V・電気を流そうとする働き〇抵抗R・
  V
R*I  ブリっ



以下、正確なバッテリー電圧計測方法の際の注意事項ついて列記いたします。
  1. 充電中、放電中は正しい数値は計測できません。
  2. バッテリーターミナルの(-)端子を外して、チャージコントローラーに電気が供給されていないことを確認します。(LED等の消灯)
  3. 計測は、充放電をやめてから1時間以上経過してから行います。
正しく計測された状態で、以下電圧値によってバッテリーの劣化度を確認ください。(あくまでも、当店取扱いの「鉛シールドディープサイクルバッテリー」の参考値です)
14V以上電極障害、過充電による電極損傷
13.6V~13.9V電極障害、過充電経験あり
13.0V~13.5Vとても元気な状態(正常)
12.5V~12.9V50%までの充放電で1年程度経過
12.4V~12.0V50%までの充放電で1年6ヶ月程度経過
11.9V~11.5V50%までの充放電で2年程度経過(寿命)
11.5V以下交換しましょう
上記数値は、あくまでも目安です。
要するに、バッテリーは冒頭で説明したとおり「生き物」です。
バッテリーを長持ちさせる要諦
  1. なるべく過放電は避けること。(インバーター警告音まで、できれば使わない)
  2. 大容量の放電は避けること。(連続10分以上の1/2C以上は行わない)
  3. 1週間に1度は満充電状態を作ってあげること。
  4. 負荷接続端子を用いて、小容量の放電を行う(そのために付いている端子です)
  5. 充電電流は「1/5C」以内(5時間で満充電の電流値)とすること。
  6. 日なたに設置しないこと。
  7. 通気性の良い場所に設置し、昼夜の寒暖差の激しいところに設置しないこと。
こんなところでしょうか?
とにもかくにも、バッテリー状態に関する質問には、本当に難しいものがあります。

バッテリーの容量計算


最後に必要なバッテリーの容量を計算します。

バッテリーの容量計算

※連続無日射保証日数:太陽電池の発電が無い状態(=バッテリーのみ)で使用する日数  "通常、3日~5日程度"
※バッテリーの保守率:充放電時の損失(発熱など)を考慮した補正係数  "0.8(鉛蓄電池の場合)"
※放電深度:定格容量のうち、何%まで放電するか?  "通常、50%程度"

<参考例>
必要なバッテリー容量

バッテリーの容量計算






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